出産準備をしていると、つい「これも必要かも」「念のため買っておこう」と思ってしまう育児グッズは多いものです。特に第1子のときは、分からないことばかりなので、口コミやブログ、SNSを見ながら不安を埋めるように買いそろえてしまいがちです。
我が家もまさにそうでした。
「赤ちゃんのためにできるだけ快適な環境を整えたい」
「あとで困るくらいなら、先に買っておいたほうが安心」
そんな気持ちから、いくつかの育児グッズを購入しました。
ただ、実際に使ってみると、評判が良くても自分たちの育児スタイルには合わなかったものもあります。
最初にお伝えしておきたいのは、この記事で紹介する育児グッズが「使えない」「買うべきではない」という意味ではありません。
あくまで、我が家ではあまり活躍しなかったという体験談です。
育児グッズは、赤ちゃんの性格、住環境、季節、親の生活リズムによって相性が大きく変わります。だからこそ、「人気だから買う」ではなく、「自分たちに本当に必要か」を考えることがとても大切です。
この記事では、我が家で「買わなくてもよかったかもしれない」と感じた育児グッズを2つ紹介します。
出産準備中の方や、無駄な出費を減らしたい方の参考になればうれしいです。
育児グッズ選びで大切なのは「人気」より「相性」
育児グッズ選びで失敗しやすい理由、
それは、「みんなが使っている=自分にも必要」と思い込みやすいからです。
実際には、育児に正解はありません。
- 赤ちゃんがよく寝るタイプかどうか
- ミルク中心か母乳中心か
- ベッドで寝るか布団で寝るか
- マンションか戸建てか
- 日中にワンオペ時間が長いかどうか
こうした条件が違えば、必要なものも大きく変わります。
特に出産前は、まだ実際の生活がイメージしづらいため、つい「おすすめ育児グッズ」を一通りそろえたくなります。しかし、あとから振り返ると、**“必要になってから買えばよかった”**と思うものも少なくありません。
我が家も、最初から買わずに様子を見ればよかったと感じたものがありました。
1.おしりふきウォーマー|冬生まれだから必要だと思ったけれど…
冬生まれの第1子で購入した理由
我が家の第1子は冬生まれでした。
そのため、出産準備をしていたときに、さまざまなブログや口コミで見かけたのがおしりふきウォーマーです。

「冷たいおしりふきで赤ちゃんがびっくりする」
「冬は特にあったほうがいい」
「夜中のおむつ替えがスムーズになる」
こうした意見を見て、「これは必要そうだ」と感じ、出産前に購入しました。
初めての育児では、少しでも赤ちゃんに不快な思いをさせたくないものです。特に寒い時期だったこともあり、親としては“やさしさへの投資”のつもりでした。
実際に使ってみて感じたデメリット
結論から言うと、我が家では最初のうちは使ったものの、長くは続きませんでした。
一番大きかったのは、おしりふきが乾燥しやすかったことです。
もちろん商品や使い方にもよると思いますが、我が家では「気づいたら水分が飛んでしまっていた」ということが何度かありました。おしりふきは水分量が大事なので、乾燥すると使い勝手がかなり落ちてしまいます。
また、置き場所や電源の確保も地味に気になりました。
夜中のおむつ替えのたびに使うものなので、導線が悪いと逆に手間になります。
さらに、実際に使ってみると、赤ちゃんがそこまで冷たさに強く反応しなかったのも、使わなくなった理由のひとつです。
「冷たいと必ず泣く」と思っていましたが、我が家ではそこまで大きな問題にはなりませんでした。
こんな家庭には向いているかも
とはいえ、おしりふきウォーマーが不要とは言い切れません。
たとえば、以下のような家庭には向いている可能性があります。
- 真冬の寒い地域に住んでいる
- 赤ちゃんが冷たさに敏感
- 夜間のおむつ替えが多い
- おむつ替えスペースが固定されていて設置しやすい
つまり、「冬生まれだから絶対必要」ではなく、環境と赤ちゃん次第というのが、我が家の結論です。
2.ベビーベッド|安全のために買ったけれど、生活動線に合わなかった
「親の寝返りが怖い」と思って購入
次に、我が家であまり活躍しなかったのがベビーベッドです。

これはかなり多くの家庭で悩むアイテムだと思います。
我が家が購入した理由は、シンプルに**「親の寝返りで赤ちゃんを圧迫してしまうのが怖かったから」**です。
初めての育児では、添い寝に対して不安を感じる方も多いはずです。私たちも、「別の寝床を用意したほうが安全ではないか」と考え、ベビーベッドを用意しました。
出産前の時点では、かなり“必要度の高い大型アイテム”だと思っていました。
使ってみると、夜間対応のしづらさがネックに
しかし、実際に育児が始まると、ベビーベッドには想像していなかった不便さがありました。
それは、夜中に赤ちゃんが泣いたときに、すぐ対応しづらいことです。
新生児期は、授乳やおむつ替えで何度も起きます。
そのたびに、
- 起き上がる
- ベビーベッドまで移動する
- 抱き上げる
- 授乳やお世話をする
- 寝かせ直す
この流れが思った以上に負担でした。
特に第1子はなかなか寝なかったので抱っこひもで寝かすことが多かったのです。
このため抱っこひもからベビーベッドに移す際に起こしてしまうこともよくあったのです。
その結果、我が家では徐々に添い寝・近くで寝かせるスタイルに移行していきました。
すると、ベビーベッドの出番は一気に減っていき、最終的にはほとんど物置き状態になってしまいました。
ベビーベッドが活躍する家庭も多い
ただし、ベビーベッドは家庭によっては非常に役立つアイテムです。
たとえば、
- ペットがいる
- 上の子がいて安全確保が必要
- 大人用ベッドが高く、添い寝しづらい
- 夫婦で寝室を分ける
- 日中の居場所としても使いたい
こうしたケースでは、ベビーベッドの価値はかなり高くなります。
我が家の場合は、**「安全性を重視して買ったけれど、実際の夜間動線と合わなかった」**というのが正直なところです。
買う前に意識したい「まずはレンタル・後から購入」という考え方
今回紹介した2つの育児グッズに共通しているのは、出産前に“必要そう”と思って先回りで買ったという点です。
もちろん、事前準備は大切です。
ただ、育児グッズの中には「なくても困らないもの」や「家庭によって必要性が大きく変わるもの」もあります。
だからこそ、個人的には以下の考え方がおすすめです。
- まずは最低限の必需品だけそろえる
- 迷うものは実際に必要になってからWEBで購入
- 赤ちゃんが生まれてから必要性を見て買い足す
特に、ベビーベッドのような大型アイテムは、持ち運びが大変なのでWEBで購入すると便利です。
「合わなかったらどうしよう」というリスクを減らせるので、出費の最適化にもつながります。
育児は想像以上にお金がかかるからこそ、**“使うか分からないものに先に大きく投資しすぎない”**という視点は、とても大切だと感じています。
まとめ|育児グッズに正解はない。だからこそ「自分の家庭基準」で選ぼう
今回紹介した、我が家で「買わなくてもよかったかもしれない」と感じた育児グッズは、次の2つです。
- おしりふきウォーマー
- ベビーベッド
どちらも人気のある育児グッズですが、我が家では生活スタイルや赤ちゃんとの相性の面で、思ったほど活躍しませんでした。
ただし、繰り返しになりますが、これはあくまで我が家の体験談です。
他のご家庭では「買ってよかった」と感じる可能性も十分あります。
大切なのは、口コミやランキングだけで判断するのではなく、
- 自宅の環境
- 赤ちゃんの様子
- 親の生活動線
- 夜間対応のしやすさ
- 収納や設置スペース
こうした要素を踏まえて、自分たちの家庭に合うかどうかで判断することです。
出産準備は、つい不安から買いすぎてしまいがちです。
でも、育児グッズは「多く買うこと」よりも、「必要なものを必要なタイミングでそろえること」のほうが満足度は高いと感じています。
これから出産準備をする方は、ぜひ「人気だから買う」ではなく、
“本当に我が家に必要か?”
という視点で、ひとつずつ見直してみてください。


コメント