小学生になると、親として悩むことの一つが「習い事をどうするか」ではないでしょうか。
「何を始めるべきか」「いつまで続けるべきか」「子どもに合っているのか」――我が家でも何度も考えてきました。
我が家には、小学校6年生の長男と小学校3年生の長女がいます。
幼児期から現在まで、さまざまな習い事や通信教育を経験してきました。
実際にやってみると、
- 「これは本当にやってよかった」
- 「これは役に立ったけれど、我が家では途中でやめた」
- 「兄妹で向き不向きがまったく違う」
ということがよく分かります。
この記事では、我が家の実体験をもとに、小学生の習い事でやってよかったもの・やめたものを正直にまとめます。
これから習い事を検討している方、今の習い事を続けるか迷っている方の参考になればうれしいです。
小学生の習い事選びで大切だと感じたこと
まず結論から言うと、小学生の習い事は「人気があるかどうか」よりも、その子に合っているかが何より大切です。
我が家でも、同じ家庭・同じ親が育てていても、兄妹でかなり違います。
- 長男:コツコツ型、ゲーム好き、学習習慣がつきやすい
- 長女:感性型、工作・編み物・折り紙が好き、好き嫌いがはっきりしている
この違いがあるからこそ、同じ教材や同じ習い事でも、
続くもの・続かないものが変わると感じています。
親としては「せっかく始めたのだから続けてほしい」と思いがちですが、
無理に続けるよりも、向いているものに時間とお金を集中する方が結果的に満足度は高いです。
1. 体操教室|幼児期の運動の土台づくりとしては大正解
我が家の体験
体操教室は、幼稚園の延長のような感覚で、幼稚園が斡旋する体操教室に週1回通っていました。
内容は、以下のような基礎的な運動が中心でした。
- マット運動
- 縄跳び
- 跳び箱
- 鉄棒
- 器械体操
- ドッジボール
いわゆる「本格的な体操選手を目指す」というより、体を動かすことに慣れるための教室という印象でした。
特に印象に残っているのは、年長に習うドッジボールです。
うちの子は、最初はボールを怖がって避けるばかりで、決して主役タイプではありませんでした。
それでも、続けるうちに
- ボールへの恐怖心が減る
- 周りの子と連携する感覚が身につく
- 体を動かすことへの抵抗がなくなる
といった成長がありました。
やってよかった点
体操教室をやってよかったのは、運動神経そのものを鍛えるというより、運動への苦手意識を減らせたことです。
小学校に入る前に、
- 跳ぶ
- 回る
- 走る
- 投げる
- 受ける
といった基本動作を経験しておくのは、かなり大きいと感じました。
やめた理由
兄妹ともに、幼稚園卒業と同時に終了しました。
理由はシンプルで、
- 幼児期の導入としての役割を果たした
- 小学校以降は別の習い事に時間を使いたかった
からです。
結論
「幼児〜低学年の運動の入り口」としては非常におすすめ。
ただし、小学校以降は「本人が好きかどうか」で継続を判断してよいと思います。
2. こどもちゃれんじ・進研ゼミ(チャレンジ)|学習習慣づくりに最も効果を感じた
我が家の体験
我が家では、こどもちゃれんじを幼少期から継続してきました。
幼児期は、単なる勉強だけではなく、
- 生活習慣
- ひらがな・数の基礎
- 季節の知識
- 考える力
- ワークへの抵抗感をなくすこと
まで幅広く学べたのがよかったです。
そして正直に言うと、小学校に入ってから勉強でつまずかなかった一番の理由の一つは、こどもちゃれんじ〜チャレンジの積み重ねだと思っています。
長男のケース
長男は現在も6年生で継続中です。
ゲームが好きなので、我が家では
「勉強したらゲームOK」
というルールを作っています。
そのため、勉強すること自体に大きな抵抗がなく、
チャレンジは「やらされる勉強」ではなく、日常の一部になっています。
長女のケース
長女はチャレンジ2年生まで続けましたが、その後やめました。
理由は、
- 学研も同時にやっていた
- 学研とチャレンジで教材の量が重なった
- テストや提出物が追いつかなくなった
からです。
また、娘は勉強よりも
- 工作
- 編み物
- 折り紙
などの手を動かす活動が好きで、そちらに時間を使いたいタイプでした。
つまり、チャレンジが悪かったのではなく、本人の興味と時間配分の問題でした。
やってよかった点
こどもちゃれんじ・チャレンジで特によかったのは、以下の3点です。
① 小学校の勉強でつまずきにくい
難しすぎず、ちょうどよい難易度で進められるため、
「授業が分からない」という状態になりにくいです。
② 親が教え込まなくてよい
我が家では、小学校に上がってからは、親がつきっきりで教える場面はほとんどありませんでした。
これは親にとってかなり大きいです。
③ 学習習慣がつく
「机に向かうこと」が特別ではなくなる。
これは中学年以降に効いてきます。
やめてもよいケース
一方で、以下に当てはまるなら、無理に続けなくてもよいと思います。
- 他の学習塾・教室と重なっている
- 教材が溜まって自己肯定感を下げている
- 本人の興味が別にある
結論
学習習慣づくりでは非常に優秀。特に幼児〜低学年はおすすめ。
ただし、他教材と併用しすぎると「消化不良」になりやすいので、学習系習い事は1〜2本に絞るのがコツです。
3. 学研教室|基礎学力と“継続力”が身につく、我が家の定番
我が家の体験
近所に学研教室があったこともあり、1年生からスタートしました。
兄妹ともに、今も通い続けています。
システムとしては、
- 週2回通室
- 教室内で課題を進める
- 終わったら帰れる
- 宿題あり
という流れです。
兄妹での違いが面白い
同じ学研でも、取り組み方はかなり違います。
- 長男:計画的にコツコツ進める
- 長女:休日に一気にやるタイプ
この違いを見ると、「勉強ができる=やり方が同じ」ではないと感じます。
子どもにはそれぞれのペースがあります。
成果を実感した点
学研のよさは、派手さはないけれど、確実に基礎が積み上がることです。
年度末には、
- 明日の学力診断テスト
- 全国共通テスト
があり、兄妹ともに満点を取ったことがあります。
満点だと、
- 賞状
- トロフィー
がもらえるので、子どもにとっては分かりやすい成功体験になります。
やってよかった点
- 基礎学力が安定する
- 宿題で家庭学習のリズムができる
- 「できた」が積み上がる
- 満点や表彰がモチベーションになる
注意点
学研は、自宅学習の宿題量がそれなりにあるので、
- 他の習い事が多すぎる
- 毎日が忙しすぎる
という家庭だと負担になることもあります。
結論
“派手ではないが強い”習い事。
中学受験一辺倒ではなく、まずは学校の勉強をしっかりさせたい家庭には、とても相性がよいと思います。
4. 水泳|学校で減っている今こそ、やっておいてよかった習い事
我が家の体験
水泳は、小学校1年生から始めました。
最近は、学校によっては水泳の授業が少なかったり、十分に泳げるようになるまで指導できなかったりするケースもあります。
だからこそ、我が家では「学校任せにしない」方針で始めました。
最初は、
- バタ足
- ビート板
- クロール
- 背泳ぎ
- 平泳ぎ
- バタフライ
という流れで、段階的に進んでいきました。
長男のケース
長男は、4年生でバタフライまで一通りマスターしました。
その後は4泳法のスピード向上に取り組んでいます。
本人も水泳が楽しいようで、6年生の今も継続中です。
長女のケース
長女は、今のところ平泳ぎまでできたら一区切りという気持ちがあるようです。
そして次は、
音楽系の習い事をやりたい
という希望を持っています。
これもまた、兄妹で違いが出ていて面白いところです。
やってよかった点
水泳のよさは、単に泳げるようになるだけではありません。
- 命を守るスキルになる
- 全身運動で体力がつく
- 級が上がる達成感がある
- 継続すると自信になる
特に、「泳げること」自体が一生モノのスキルだと思っています。
やめどきの考え方
水泳は、
- 4泳法を一通りできるまで
- 平泳ぎまで
- 体力づくりの間だけ
など、家庭ごとに目標設定しやすいのも良い点です。
結論
小学生の習い事の中でも、かなり優先度が高いと感じています。
運動・安全・自信の3つを同時に得やすい、非常にコスパの高い習い事です。
5. 漢字検定|“合格体験”を積めるのが最大の価値
我が家の体験
長男は、小学2年生から年1回、漢字検定にチャレンジしています。
漢字検定のよさは、単に漢字が得意になるだけではありません。
- 試験日に向けて準備する
- 本番で力を出す
- 合格を受け取る
という、小さな受験体験ができることです。
印象に残っていること
小学4年生のころには、満点を取ったこともありました。
満点だと賞状も増え、本人にとってかなりうれしかったようです。
こうした経験は、
「やればできる」
という感覚につながります。
やってよかった点
- 漢字力が上がる
- 国語への自信がつく
- 試験慣れできる
- 合格という成功体験が得られる
結論
習い事というより“学習イベント”に近いですが、非常におすすめです。
費用も比較的抑えやすく、家庭学習との相性もよいです。
我が家の結論|やってよかった習い事・やめた習い事
やってよかった習い事
我が家で特に「やってよかった」と感じているのは、次の4つです。
- こどもちゃれんじ・チャレンジ:学習習慣づくりに強い
- 学研教室:基礎学力が安定する
- 水泳:一生モノのスキルと体力が身につく
- 漢字検定:成功体験を積める
途中でやめた(または区切りをつけた)もの
- 体操教室:幼児期の導入としては十分役割を果たした
- チャレンジ(長女):他教材との両立が難しく、本人の興味も別に移った
ここで大切なのは、やめた=失敗ではないということです。
子どもの成長とともに、
- 興味が変わる
- 得意不得意が見える
- 時間の使い方が変わる
のは自然なことです。
習い事は「続けること」より「合っていること」が大事
親としては、つい
「せっかく始めたのだから続けてほしい」
と思ってしまいます。
でも実際には、
- 合わないものを無理に続ける
- 教材が溜まって自己肯定感が下がる
- 家庭内でイライラが増える
くらいなら、一度やめて、別の可能性を試す方がずっと良いです。
我が家でも、兄妹でまったく違うからこそ、
「人気の習い事」ではなく、その子に合う習い事を選ぶ大切さを実感しています。
まとめ|小学生の習い事は“親の見極め”と“子どもの相性”で決まる
小学生の習い事で本当に大切なのは、
将来に役立つかだけではありません。
- 子どもが前向きに取り組めるか
- 小さな成功体験を積めるか
- 家庭の生活リズムに合うか
- 親子で無理なく続けられるか
この4つがそろうと、習い事は「ただの出費」ではなく、子どもの自信を育てる投資になります。
我が家では、
- 幼児期は体操で運動の土台
- 通信教育で学習習慣
- 学研で基礎学力の定着
- 水泳で体力と安全
- 漢検で成功体験
という形で、結果的にバランスよく積み上げられたと感じています。
これから習い事を始める方は、
ぜひ「人気ランキング」だけで決めるのではなく、
お子さんの性格・家庭の時間・続けやすさを基準に選んでみてください。


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