起業を考えたとき、多くの人が最初につまずくのが「ビジネスアイデアが思い浮かばない」という問題です。
市場調査やフレームワークを学んでも、肝心のアイデアが出てこなければ前に進めません。
そこで今回は、私が開発したWEBアプリ
「アイデアジェネレーター」 を使った起業アイデアの発想方法を紹介します。
発想力に自信がない人でも、アイデアを“量産”できる仕組みを理解してもらうことが目的です。
アイデアジェネレーターとは何か
アイデアジェネレーターは、
「アイデアの特徴」×「製品・サービス」
をランダムに組み合わせることで、従来の発想の枠を超えたアイデアを自動生成するWEBアプリです。
人間の発想は、どうしても過去の経験や知識に縛られがちです。
その結果、「既存サービスの延長線上」から抜け出せなくなります。
アイデアジェネレーターは、この思考の偏りを強制的に壊すことを目的に設計しています。
「アイデアの特徴」に使われているワードの仕組み
「アイデアの特徴」欄には、
特許・実用新案で頻出する特徴表現を独自のアルゴリズムで抽出したワードがランダムに表示されます。
例えば、
- 変形した
- 先端が2又に分かれた
- 折りたたみ可能な
- 腕につける
といった、発明に直結しやすい特徴が中心です。
これは「ひらめき」ではなく、
実際に世の中で価値を生み出してきた表現をベースにしている点がポイントです。
「製品・サービス」ワードの特徴
一方、「製品・サービス」欄には、市場に存在するさまざまな製品・サービス名を網羅的に収録しています。
- 日用品
- アウトドア用品
- ITサービス
- 教育・医療・BtoB領域
など、ジャンルを横断したワードがランダムに表示されます。
この2つを組み合わせることで、
約42万通りの組み合わせが理論上生成可能になります。
つまり、42万個のアイデアを一から考える必要はなく、
発想の起点だけを自動生成できるというわけです。
アイデアジェネレーターを使った起業アイデアの出し方
では、実際の使い方を説明します。
まず、アイデアジェネレーターを起動し、ランダム生成を行います。
すると、以下のような組み合わせが表示されました。
- アイデアの特徴:先端が2又に分かれた
- 製品・サービス:のり
この時点で、すぐにアイデアが浮かぶなら、それをExcelやメモ帳に書き留めてください。
もし何も思いつかない場合は、
Google検索で既存製品を調べるのも有効です。
似た製品があれば、
「少し不便な点はないか?」
「別の用途に転用できないか?」
と考えることで、改善型のアイデアが生まれます。
どうしても発想できない場合は、5回程度ジェネレーターを回すことをおすすめします。
そのうち、インスピレーションを刺激する組み合わせが必ず出てきます。
重要なのは、
変な組み合わせに固執しないことです。
過去の記事でも繰り返し述べていますが、
アイデア発想においては 質より量 が圧倒的に重要です。
起業アイデア例:腕につける双眼鏡アームバンド
最後に、実際にアイデアジェネレーターから生まれた起業アイデアを紹介します。
- アイデアの特徴:腕につける
- 製品・サービス:双眼鏡
キーワードは
「腕につける双眼鏡」。
ここから発想したのが、
登山用の双眼鏡アームバンドです。
登山やアウトドアのような極限状態では、
双眼鏡を取り出す動作そのものがリスクになることがあります。
もし双眼鏡を腕に装着できれば、
- 両手が自由になる
- 素早く視認できる
- 落下リスクを減らせる
といったメリットが考えられます。
実際にGoogleで調べたところ、
同様の商品は見当たりませんでした(2017年2月時点)。
もちろん、この時点では「仮説」にすぎません。
しかし、誰も検討していない市場に一歩踏み込めたという点で、十分にビジネスの種になります。
まとめ:アイデアは才能ではなく仕組みで作る
起業アイデアは、特別な才能から生まれるものではありません。
仕組みを使って量産し、その中から磨き上げるものです。
アイデアジェネレーターは、
「考えられない」を「考え始められる」に変えるためのツールです。
ぜひ、気軽に回しながら、
あなた自身の起業アイデアを育ててみてください。


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