初めての育児は、どうしても何もかもが心配になりますよね。
わが家でも、一人目がまだ赤ちゃんだった頃は、まさに“過保護モード全開”でした。
オムツは、少し色が変わっただけですぐ交換。
本当は起こさなくてもよかったかもしれないのに、泣いたらすぐに抱き上げてミルク。
「泣いている=何かしてあげなきゃ」と思って、夫婦そろって常に全力で対応していました。
今振り返ると、赤ちゃんにとっては「もう少し寝かせてほしかった…」と思われていたかもしれません(笑)。
でも、初めての育児ではそれくらい慎重になってしまうものです。
特に大変だったのが、抱っこでした。
当時の私たちは「抱っこしないと寝ない」「抱っこしていれば安心する」と思い込んでいて、寝かしつけも、泣いたときのあやしも、とにかく抱っこ中心。
結果として、妻も私も、かなり長時間赤ちゃんを抱っこする生活になっていました。
そんなある日、生後2〜3か月頃だったと思います。
妻が「手首がすごく痛い」と訴えたのです。
最初は「疲れかな?」くらいに思っていたのですが、あまりにもつらそうだったので、ネットで調べてみると、**腱鞘炎(けんしょうえん)**の可能性があるのでは?と感じました。
結果として、当時は重症ではなかったものの、抱っこによる負担で手首にかなり無理がかかっていたのは間違いありませんでした。
そこでわが家では、手首への負担を減らすためのサポーターや、抱っこそのものをラクにする育児グッズを試すことにしました。
この記事では、実際の体験をもとに、
- 抱っこで手首が痛くなる理由
- 腱鞘炎を悪化させないための考え方
- 実際に使ってよかった手首サポーター
- 抱っこをラクにするヒップシート系グッズ
を、育児中のパパ・ママ向けにわかりやすく紹介します。
抱っこで手首が痛くなるのはなぜ?腱鞘炎のような症状に注意
赤ちゃんの抱っこは、見た目以上に手首へ負担がかかります。
特に新生児〜乳児期は、首や体をしっかり支える必要があるため、
- 手首を反らせた状態で支える
- 親指側に力が入りやすい
- 何度も抱き上げる・下ろすを繰り返す
- 授乳、寝かしつけ、おむつ替えで休む暇がない
といった動作が重なり、手首や親指の付け根に負荷が集中しやすくなります。
一般的に腱鞘炎は、手首や指の使い過ぎによって炎症が起こり、痛みが出る状態として知られています。
育児中は、赤ちゃんのお世話を休むわけにはいきません。
だからこそ、少し痛い程度のうちに「そのうち治るだろう」と放置してしまいがちです。
でも実際は、軽いうちに対策するかどうかで、その後のつらさがかなり変わると感じました。
わが家が考えた、抱っこによる手首の痛みを防ぐ2つの対策
手首の痛み対策で大切なのは、シンプルに言えばこの2つです。
- 手首をサポートして負担を減らす
- 抱っこそのものをラクにする
この2方向から対策すると、かなり実用的です。
① 手首サポーターで“無理な角度”を減らす
抱っこで手首を使うのは、正直避けられません。
赤ちゃんを支える以上、どうしても手首や親指には力が入ります。
だからこそ有効なのが、手首サポーターで関節を支えることです。

サポーターを使うメリットは、
- 手首の反りすぎを抑えられる
- 無意識に入る余計な力を減らせる
- 親指側の負担を軽くしやすい
- 「固定されている安心感」がある
という点です。
実際、妻だけでなく私も使ってみましたが、“抱っこのたびに手首で踏ん張っていた”ことに初めて気づいた感覚がありました。
サポーターを着けるだけで、手首の使い方がかなり変わります。
② 抱っこをラクにするグッズを使う
もう一つ大事なのが、そもそも抱っこをラクにすることです。
どれだけサポーターで支えても、抱っこ時間が長ければ、最終的には手首だけでなく肩・腰・背中まで疲れます。
つまり、手首対策だけでは不十分なことも多いんです。
そこで役立つのが、
- 抱っこ紐
- ヒップシート
- 簡易ベビーキャリア
といった、赤ちゃんの体重を腕以外に分散できるグッズです。
抱っこが少しでもラクになるだけで、
- 手首への負担
- 肩や腕の疲労
- 寝かしつけのストレス
がかなり変わってきます。
抱っこで手首がつらいときにおすすめのサポーター
ここからは、わが家で検討・使用したグッズを紹介します.
ザムスト 手首サポーター(リストラップ)
実際にわが家で使って、かなり助かったのがこちらです。
ザムスト 手首用サポーター リストラップ

これは、親指にループを引っかけて手首に巻き付けるタイプで、テーピングに近い感覚で使えるのが特徴です。
良かったポイント
- 左右兼用で使いやすい
- 金属プレートなしで扱いやすい
- 巻き加減を自分で調整しやすい
- 洗いやすく衛生的
- 抱っこのたびにサッと使える
私自身も使いましたが、手首が安定するだけで抱っこの負担感がかなり違うと実感しました。
特に「赤ちゃんが寝そうで、しばらく抱っこ継続…」という場面ではありがたかったです。
もちろん、サポーターを着ければ無敵というわけではありません。
抱っこは全身を使うので、長時間になれば肩も腰も疲れます。
それでも、“手首だけが先に限界になる”のを防ぎやすいという意味で、かなり実用的でした。
抱っこそのものをラクにするならヒップシート系も便利
ちょい抱きに便利:Maveek ベビーキャリア ヒップシート ベビースリング
「抱っこ紐は大げさだけど、腕だけで抱っこはつらい」
そんなときに便利なのが、ヒップシート系のグッズです。

たとえば、こうした簡易タイプのヒップシート・ベビーキャリア。
実は我が家が抱っこ現役だった時代はまだありませんでした。
このような簡易的な抱っこ補助があればよかったのにと思っていました。
このタイプの魅力は、赤ちゃんの体重を“腕だけ”で支えなくてよくなることです。
ヒップシート系のメリット
- 乗せる感覚で抱っこしやすい
- 腕・手首の負担を軽減しやすい
- 家の中や近所の移動で使いやすい
- 抱っこ⇔降ろすの切り替えがラク
- 「ちょっと抱っこして」が多い時期に便利
エルゴのような本格的な抱っこ紐は安定感がありますが、毎回しっかり装着するのが少し手間に感じる場面もあります。
その点、ヒップシート系は**“すぐ抱っこしたい”場面に便利**です。
特に、
- 家の中でぐずったとき
- 少しだけ抱っこして移動したいとき
- 寝かしつけ前後
- イヤイヤ期の「抱っこ!」連発
こういうシーンでは、本当に助かります。
授乳用クッションで高さ調整
授乳用クッションも手首の負担軽減でかなり役立ちました。

特に新生児期では必須アイテムだと思います。
我が家では哺乳瓶でミルクを与える機会が多かったのですが、
赤ちゃんを抱っこする際に、ちょうどよい高さで抱っこできますので、手首の負担になります。
イヤイヤ期は“手首との戦い”になりがち
赤ちゃん期を過ぎても、抱っこは終わりません。
むしろ、**イヤイヤ期に入ると「え、まだこんなに抱っこするの?」**というくらい抱っこが続くことがあります。
わが家でも、
- 水を飲みに行くときも抱っこ
- トイレに行くときも抱っこ
- 眠いときは当然抱っこ
- 外出先でも「歩かない!」で抱っこ
……という感じで、気づけば1日中、誰かが子どもを抱えている日もありました。
子どもの体重が10kg前後になってくると、かなりの負荷です。
本当に、ダンベルを持ちながら生活しているような感覚になります。
だからこそ、
- 手首サポーター
- 抱っこ紐
- ヒップシート
このあたりは、育児を継続するための必須装備だと思っています。
手首が痛いと感じたら、無理せず早めに対策を
抱っこによる手首の痛みは、最初は軽くても、放置すると長引くことがあります。
特に、
- 抱っこのたびに痛む
- 親指の付け根がズキッとする
- 物を持つと痛い
- 朝起きたときにこわばる
このような状態なら、早めに対策したほうが安心です。
まずは、
- 抱っこの仕方を見直す
- サポーターで支える
- ヒップシートや抱っこ紐を使う
- できる範囲で休ませる
このあたりから始めるだけでも、かなり違います。
そして、痛みが強い・長引く・悪化する場合は、自己判断せず整形外科など医療機関に相談するのがおすすめです。
育児中はどうしても我慢しがちですが、親の体がつらいと、育児そのものが苦しくなってしまいます。
まとめ|抱っこは愛情、でも“手首を守る工夫”も同じくらい大切
初めての育児では、どうしても「抱っこしてあげなきゃ」「泣いたらすぐ対応しなきゃ」と頑張りすぎてしまいます。
わが家も、まさにそうでした。
でも、育児は短距離走ではなく長距離戦です。
無理を続けると、手首・肩・腰にどんどん負担がたまってしまいます。
だからこそ、
- 手首サポーターで支える
- 抱っこをラクにするグッズを使う
- 夫婦で分担する
- 痛みが強いときは早めに相談する
この4つを意識するだけでも、かなりラクになります。
もし今、抱っこで手首がつらいなら、
「まだ我慢できるから」と無理せず、ぜひ早めに対策してみてください。
育児を少しでもラクにする工夫は、決して手抜きではありません。
家族みんなが笑顔で過ごすための、立派な育児戦略だと思います。


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